戸建て物件に引越すにあたってリビングの収納をどうするかという問題を夫婦で話し合っていたんだけど、
- 何個も収納家具を置くくらいなら収納付きのテレビボードを買って1つにまとめたほうがよいのでは
- いずれでかいテレビを買うつもりだし、対応できる大きなサイズのテレビボードを選ぶのがベター
という意見でまとまったので大きめのテレビボードを購入することにした。
今回購入したのはLOWYAで販売しているこちらの商品。
対応テレビサイズは67インチまで。一般的な家庭で67インチを超えるテレビはそうそう購入する必要性はないので問題はないと思われる。収納についても十分以上に整っているし、一部ガラス戸となっているのでちょっとした小物をディスプレイしても良い。LEDライトを這わせる穴も空いているのでライトアップすることも可能。あまり見栄えが良くないものは木扉のほうにしまう、と使い分けできる点も高評価。そして安い。これが決め手。
見た目も値段の割には比較的良く、YouTubeで見ても結構良さそうだったので他に対抗候補を特に上げることもせず決定。
ただ後述するが組み立てが地獄なので購入する場合は覚悟をしておいてほしい。
到着
このクソデカダンボールなんだと思う??テ・レ・ビ・台❤️ pic.twitter.com/F9AC1eECqh
— なっぱ (@b7472) May 26, 2019
こんな感じで4個口の激重ダンボールが届く。ちなみに大型家具等の専門配送会社が配送してくれるので、引越し業者のように床に毛布っぽいものを敷いて作業してくれたりなどの気配りをしてくれたのが助かる。
しかしとにかく重い。商品詳細を確認するとダンボール1つ30kg以上の重量があるので、到着後に別の部屋に運び込みたいとか移動をしたい場合は気をつけて運んでほしい。
開封
さてこの巨大なテレビボード、中央のテレビ台以外に左側にある「大型キャビネット」、右側にある「中型キャビネット」、そして上にある「板棚」の4つで構成されているのだが、別にダンボールごとにパーツがまとまっているわけではない。長さが違うパーツを効率的に収納するには仕方がないことではあるのだけど、全ダンボールにパーツがそれぞれバラバラに入っている。
そのため全ダンボールを開封してパーツをそれぞれ種別わけして並べるという作業をまず最初になってくる。
3/4箱開封してこれ。尋常じゃねぇ。箱から開けて並べるだけで息切れしたわ pic.twitter.com/NVfvwnkBQD
— なっぱ (@b7472) 2019年5月26日
正直ものすごく場所を食う。まだ荷物を運び入れてない空っぽの12畳ほどの部屋がパーツで埋め尽くされるほどの量があるので、組み立てスペースを確保してから買うことをおすすめする。
そしてこの商品最大の欠点になるのだが、なんとパーツ一覧が存在しない。
もともとレビューで「説明書に番号振ってあるけど実際のパーツに番号書いてなくから分かりづらい」って書き込みがあったから覚悟してたんだけど、まさか説明書にパーツ一覧すら載ってないとは恐れ入ったわ
— なっぱ (@b7472) 2019年5月26日
普通であれば説明書の最初に全パーツがナンバリングされている表などがあるのと思うだろうが、そんなものは存在しない。一応各収納棚ごとにパーツのナンバリングは行われているのだが、パーツ自体に番号のシール等は一切ないので自力で照合していく必要がある。説明書上の穴の数、位置から「これだ!」と思われるものを選別する作業が必要になるのだ。
作業する場合は開封したダンボールを下に引いて作業スペースの床を保護するとよい。各ダンボールが2重梱包になっているのでダンボールに困ることはないはずだ。
必要工具
必要工具がドライバー、金槌、定規、鉛筆となっているのだが、ドライバーはぜひ電動ドライバーを用意してほしい。ナット等が埋め込まれているわけではなく、木に直接締め込むのでとてもパワーが必要になる。これを人間の手でやっているときりがないので電動ドライバーはもはや必須に近い。安物でもいいので買っておくのをおすすめする。いや本当に。
それと棚の一部を釘打ちするので金槌が必要になるのを忘れないでほしい。自分は用意するのを忘れて新居周りの店を2h近く歩き回って探す羽目になってしまった。なお定規と鉛筆は釘打ちをする場所の目安を書くために必要。最悪なくてもいいが用意しておいたほうが無難。
なお補足として、このテレビボードにはこのご時世にあるまじく「釘打ち」が必要になる。もうお分かりだろうか?
— なっぱ (@b7472) 2019年5月26日
トンカチも無いのである。
とりあえず奥様にお留守番してもらって徒歩で歩き回り、工具店でトンカチとドライバーを買うことに成功
— なっぱ (@b7472) May 26, 2019
1つ目のキャビネットの完成
左側の大型キャビネットが完成するとこんな感じ。
第3形態。周辺器官から徐々にシルエットが整ってきた pic.twitter.com/tejNc16e4L
— なっぱ (@b7472) 2019年5月27日
これを組み立てるのだけで数時間かかり、初日が終わってしまった。やはり大量のパーツの中から探すという作業が一番しんどい。
なおガラス戸は強化ガラスになっているが、その中の敷板用のガラスは強化ガラスではないので取扱に注意。
メインになるテレビ台の完成
第4形態。大まかな骨格は仕上がってきた。成体のテレビボードとして羽ばたこうとしている pic.twitter.com/PqtTTLpkXo
— なっぱ (@b7472) 2019年5月27日
ここができるとテレビボードらしくなってきた。
2つ目のキャビネットの完成
第5形態。ほとんど変態し終わったと言っても良い pic.twitter.com/Y7qwWjnqIP
— なっぱ (@b7472) 2019年5月27日
最初に作ったキャビネットの小型版なのでそんなに苦労はしない。
ただ慣れてきて気を抜いたからか、ガラス戸と板扉を仕切っている真ん中の板を上下逆に取り付けてしまうというミスを起こしてしまった。そのせいで棚の敷板が平行に置けなくなったが、すでに釘打ちもしていて解体が困難のためドリルで無理やり加工して対応した。リカバー可能なミスでよかった・・・
テレビボード完成
最終形態。完璧な変態である。 pic.twitter.com/D1Wk133rV3
— なっぱ (@b7472) 2019年5月27日
最後の上棚が完成して組み付ければ完成となる。上棚はパーツが少ないがやや特殊な形をしているので間違えないように注意してほしい。
ちなみにおいてあるモニターはこれでも27インチサイズ。どれだけ大きいかがわかってもらえるかと思う。
感想
組立系家具にしてはクオリティは結構高目だと思う。扉や引き出しも結構スムーズなので不満点はあまりないのだが、ちょっと気になる点が1つ。
この写真を見てもらうとわかるのだけども、扉の蝶番が設置されてる箇所のパーツが少し飛び出しているのだ。そのせいで棚の幅ギリギリのものはそのまま出入れることができず、ちょっと斜めにするなりして入れる必要がある。幅ピッタリのケースなどになってしまうともはや入れられない。
あとは組立難易度が高いこと、かなり広めの作業スペースが必要である、など多少の欠点はあるものの全体的にはとてもよい商品だと思う。
最後にこの商品をちょっと紹介している動画を貼っておく。検討している人は参考にしてほしい。そして全く関係ないが猫がとってもかわいい。
それと旦那さんの方の料理チャンネルがクッッッッッソレベルが高いので気になる人は是非。