なっぱ箱

ゲームとか読書の感想とか時々技術系の話とか

じぶん Release Notes (ver 0.32.04)

すこし遅れてしまいましたがなっぱ(ver 0.32.04)がリリースされました。更新内容は下記のとおりです。

技術関連

イベント

  • 転職先が決定しました🎉🎉🎉
  • 引越先の新居が決定しました🎉🎉🎉
    • 5/1時点より契約
  • 新宿御苑で花見をしました🌸
  • 内見がてら友人と車で出かけました
  • 10年ぶりくらいの富士急ハイランドへ行ってきました🎢
  • 義母が1週間くらい泊りに来ていました
  • レティクル東京座公演「電脳演形キャステット」を観劇しました

買物

ゲーム

クリア

プレイ中

なし

読書

読了

読書中

記録

FitBoxing

https://pixe.la/v1/users/yamash723/graphs/fitboxing.html

  • 実施回数: 1回

ピアノ

https://pixe.la/v1/users/yamash723/graphs/piano.html

  • 練習回数: 4回
  • 総練習時間: 40分
  • 練習曲
    • 米津玄師: Lemon

アウトプット

ふりかえり

Keep

  • 転職先/引越先を決めることができた。あとは引越のみ
  • 仕掛り中のゲームをクリアすることができた
  • 前々からやろうと思っていたTRPGの準備を行った
    • 実プレイは5月

Problem

  • 転職や引越準備などなどで運動やピアノなどすべてがおろそかになってしまった
  • 外出などが多かったのでせっかくだからブログを書けばよかった
  • 予定があったので仕方ないが技術書典に今回も行けなかった

Try

  • 引越に向けて事前に家の整理、不用品処分を行う
  • 都内にいる間に遊べる事は遊んでおく
  • 購入する車の選定を進める

所感

転職と引越準備でバタバタな月だった。

令和

さようなら平成、おめでとう令和。まだ慣れないよ令和。

日が変わるタイミングは何をしていたか覚えてないけども、とりあえず奥様はガッツリ寝落ちしておりました。

移住先の物件

茨城県水戸市の新築一軒家に決定。

今まで2年に1回くらいのペースで引越をしていて、マンションもアパートも一軒家も経験はあるんだけれども新築は初めての経験。とても楽しみ。 しかもお隣さんとの距離は駐車場2台分の距離が離れているので騒音に関しては全く問題なさそうな気配である。

地方にしてはありがたいことにコンビニへ徒歩3分。同じ距離圏内にけっこう大きめの森林公園的なものもあり。駅まではそこそこ離れているがまれにしか通わないと思われるのでそんなに気にならない(と思う)。

車さえあれば超巨大ホームセンター、ショッピングモール、コストコ海浜公園、魚市場なども気軽に行ける距離なので買物でも困ることはそうそうないのではなかろうか。

都内へも特急や高速バスを使えばすぐ出れる位置なので、満足いく物件に決められたと思う。

来月

休日の予定は半分どころか2/3くらい埋まった。5月はまだ引越しないので多少余裕はあるが、あとから慌てないように準備は着々と進めていこうと思う。

TypeScript & ESLint/Prettier & webpack & Jestで最小構成のプロジェクトを作る

はじめに

Vue等であればvue-cliで新規プロジェクトを作ってしまえばいいのだが、 別にVue等を使わないCUIツールなり簡単なものをザクっと書きたいとき用に最小構成のものが欲しかったので作ってみた。

(あとはそもそもここ最近のモダンな構成をゼロから用意したことなかったので勉強がてら)

作ったもの

作ったものはこんな感じ。

github.com

├─dist
│   └─── bundle.js
│      
├─node_modules
├─src
│   ├─── app.spec.ts
│   └─── app.ts
│
├─ .gitignore
├─ .eslintrc.js
├─ .prettierrc
├─ jest.config.js
├─ package-lock.json
├─ package.json
├─ tsconfig.json
└─ webpack.config.js 

手順

プロジェクトの初期化

とりあえずプロジェクト用のディレクトリを切り、最低限のソースと.gitignoreを用意しておく。

$ mkdir minimum-ts-template && cd $_
$ npm init -y
$ mkdir src && touch src/app.ts .gitignore

src/app.ts

export const SayHello = (): string => {
  return 'Hello! TypeScript!'
}

console.log(SayHello())

.gitignore

node_modules
dist

TypeScript/Webpackの設定

必要なパッケージを追加し、それぞれの設定ファイルを作成。内容はお好きに変更してどうぞ。

$ npm i -D typescript ts-loader webpack webpack-cli
$ touch tsconfig.json webpack.config.js

tsconfig.json

{
  "compilerOptions": {
    "target": "ES2017",
    "module": "es2015",
    "baseUrl": ".",
    "paths": { "@/*": ["src/*"] },
    "outDir": "./dist/",
    "removeComments": true,
    "strict": true,
    "noImplicitAny": true,
    "strictNullChecks": true,
    "strictFunctionTypes": true,
    "strictPropertyInitialization": true,
    "noImplicitThis": true,
    "alwaysStrict": true,
    "noUnusedLocals": true,
    "noUnusedParameters": true,
    "noImplicitReturns": true,
    "noFallthroughCasesInSwitch": true,
    "esModuleInterop": true
  },
  "include": ["src/**/*"],
  "exclude": ["node_modules", "**/*.spec.ts"]
}

webpack.config.js

const path = require('path')

module.exports = {
  entry: './src/a.ts',
  module: {
    rules: [
      {
        test: /\.ts$/,
        use: 'ts-loader',
        exclude: /node_modules/,
      },
    ],
  },
  resolve: {
    extensions: ['.ts', '.js'],
  },
  output: {
    filename: 'bundle.js',
    path: path.resolve(__dirname, 'dist'),
  },
}

設定ファイルを追加したらpackage.jsonにbuildスクリプトを追加。

package.json

  "scripts": {
+   "build": "webpack --mode=development",
    "test": "echo \"Error: no test specified\" && exit 1"
  },

これで下記のようにTypeScriptのビルドが出来るようになる。

$ npm run build

Hash: 12c5408bc864105b0202
Version: webpack 4.30.0
Time: 919ms
Built at: 2019-04-19 14:09:37
    Asset      Size  Chunks             Chunk Names
bundle.js  4.07 KiB    main  [emitted]  main
Entrypoint main = bundle.js
[./src/app.ts] 97 bytes {main} [built]
$ node dist/bundle.js
Hello! TypeScript!

ESlint/Prettierの設定

The future of TypeScript on ESLint

という事なのでTSLintではなくESLintにしましょう。

まずはパッケージの追加を行って各種設定ファイルを作成。細かいルールはお好きなように。

$ npm i -D eslint @typescript-eslint/eslint-plugin prettier eslint-config-prettier eslint-plugin-prettier
$ touch .prettierrc .eslintrc.js

.prettierrc

{
  "singleQuote": true,
  "semi": false,
  "trailingComma": "all"
}

.eslintrc.js

module.exports = {
  extends: ["eslint:recommended", "plugin:prettier/recommended"],
  plugins: ["@typescript-eslint", 'prettier'],
  parser: "@typescript-eslint/parser",
  parserOptions: {
    sourceType: "module",
    project: "./tsconfig.json",
  },
  env: {
    browser: true,
    node: true,
    es6: true,
  },
  rules: {
    "no-console": "warn",
    "@typescript-eslint/adjacent-overload-signatures": "warn",
    "@typescript-eslint/no-unnecessary-type-assertion": "error",
  }
}

設定ファイルを追加したらpackage.jsonにlintスクリプトを追加。

package.json

  "scripts": {
    "build": "webpack --mode=development",
+   "lint": "eslint --ext .js,.ts --ignore-path .gitignore .",
+   "lint:fix": "eslint --fix --ext .js,.ts --ignore-path .gitignore .",
    "test": "echo \"Error: no test specified\" && exit 1"
  },

これで下記のようにESLint/PrettierによるLintができるようになる。

$ npm run lint

D:\workspace\javascript\minimum-ts-template\src\app.ts
  2:10  error    Replace `"Hello!·TypeScript!";` with `'Hello!·TypeScript!'`  prettier/prettier
  3:2   error    Delete `;`                                                   prettier/prettier
  5:1   warning  Unexpected console statement                                 no-console
  5:24  error    Delete `;`                                                   prettier/prettier

✖ 4 problems (3 errors, 1 warning)
  3 errors and 0 warnings potentially fixable with the `--fix` option.
$ npm run lint:fix

D:\workspace\javascript\minimum-ts-template\src\app.ts
  5:1  warning  Unexpected console statement  no-console

✖ 1 problem (0 errors, 1 warning)

Jestの設定

最後にテストフレームワークのJestのパッケージを追加。やはり設定ファイルがあるのでそちらも追加。

$ npm i -D jest ts-jest @types/jest eslint-plugin-jest
$ touch jest.config.js

ESLintに設定を追加。

.eslintrc.

  module.exports = {
    extends: ["eslint:recommended", "plugin:prettier/recommended"],
-   plugins: ["@typescript-eslint", 'prettier'],
+   plugins: ["@typescript-eslint", 'prettier', "jest"],
    parser: "@typescript-eslint/parser",
    parserOptions: {
      sourceType: "module",
      project: "./tsconfig.json"
    },
    env: {
      browser: true,
      node: true,
      es6: true,
+     "jest/globals": true,
    },
    rules: {
      "no-console": "warn",
      "@typescript-eslint/adjacent-overload-signatures": "warn",
      "@typescript-eslint/no-unnecessary-type-assertion": "error",
    }
  }

設定ファイルを追加したらpackage.jsonのtestスクリプトを修正。

package.json

  "scripts": {
    "build": "webpack --mode=development",
    "lint": "eslint --ext .js,.ts --ignore-path .gitignore .",
    "lint:fix": "eslint --fix --ext .js,.ts --ignore-path .gitignore .",
-   "test": "echo \"Error: no test specified\" && exit 1"
+   "test": "jest"
  },

app.tsに対するテストを書いてみる。

touch src/app.spec.ts

src/app.spec.ts

import { SayHello } from './app'

describe('SayHello', () => {
  test('toBe "Hello! TypeScript!"', () => {
    expect(SayHello()).toBe('Hello! TypeScript!')
  })

  test('not toBe "Hello! JavaScript!"', () => {
    expect(SayHello()).not.toBe('Hello! JavaScript!')
  })
})

これで準備は整ったのでテストを実行。

$ npm run test

 PASS  src/app.spec.ts
  SayHello
    √ toBe "Hello! TypeScript!" (3ms)
    √ not toBe "Hello! JavaScript!"

  console.log src/app.ts:5
    Hello! TypeScript!

Test Suites: 1 passed, 1 total
Tests:       2 passed, 2 total
Snapshots:   0 total
Time:        2.868s
Ran all test suites.

以上で最小構成のプロジェクトが完成!

全然関係ないけどはてなブログのコードブロックもQiitaみたいにファイル名つけられるようになったらいいなぁ・・・

じぶん Release Notes (ver 0.32.03)

なっぱ(ver 0.32.03)がリリースされました。更新内容は下記のとおりです。

技術関連

イベント

買物

ゲーム

クリア

なし

プレイ中

読書

読了

読書中

記録

FitBoxing

https://pixe.la/v1/users/yamash723/graphs/fitboxing.html

  • 実施回数: 3回

ピアノ

https://pixe.la/v1/users/yamash723/graphs/piano.html

  • 練習回数: 3回
  • 総練習時間: 170分
  • 練習曲
    • 米津玄師: Lemon
      • 両手弾きが少しづつできるようになってきた

アウトプット

ふりかえり

Keep

  • 【先月のTryより】花粉症の対策を行った
    • アレジオンを服用するようになり花粉症の症状は劇的に改善してきた
  • ほぼ週1ペースで車に乗れている
    • レンタカー、カーシェアを駆使
  • 時間は短くなったがピアノの練習はできた
  • 購入した体重計できちんと毎日体重を計測できている
  • やはり筋肉量が足りないので筋トレを始めた
  • 技術以外のインプットを継続できた(魏志倭人伝

Problem

  • 上旬に引いた風邪でいろいろリズムが崩れてしまった
    • ほぼ3日完全ダウン
    • その後も7週間くらいは体調があまり良くない状態が続いていしまった
  • リズムが崩れたのもあってFitBoxing含む運動がおろそかになった
  • 私生活がバタバタしていたのもあってドラクエビルダーズ2の進捗が止まってしまっている
  • 最近FGOへあまり注力できていない
    • 育成はもちろんイベントもほとんどなにもできていない
    • 石をもらってガチャだけは回している

Try

  • 体重の推移、運動の状況をグラフ化してリリースノート上に掲載する
  • せめてもう少しピアノの練習時間を増やす

所感

なかなかイベントが満載の月だった。来月はこれ以上に忙しくなるので覚悟を決める。

カーシェアの利用

「免許とっても結局ろくに乗らずペーパーになる」という一番避けるべき状況は回避することができた。むしろ週1ペースというハイペースで乗れている。

都内にいると電車で大体行けるので車の必要性を感じないけど、カーシェアに登録して「(おおむね)いつでも乗れる車がすぐ近くにある」という状況ができると思った以上に行動の選択肢が広がった。 様々な施設があるのが都内の良い点ではあるが、電車移動をメインにした場合、どうしても駅周辺以外の施設を出かける先の候補から外しがち。車があればこの点をカバーできるので行先の候補がグッと増える。

ゼルダBOTWでいえばパラセールを手に入れたくらいの感動なので免許証を腐らせている諸兄にはカーシェアを是非お勧めしたい。

とりあえず次は金曜夜にスーパー温泉的なところへ行こうと思う。

IT技術系以外のインプット

今月は魏志倭人伝の現代語訳。

技術系の本を読んだら次は全然関係ないものを読む、というマイルールを施行しているのだがなかなかよい。普段ならまずかかわることのない領域の知識をインプットできる。

本当であれば数を稼ぐために気になるところだけを読もうと思っているのだが、今のところなんだかんだ面白くてだいたい全部読んでしまっている。

もう少し読書ペースを上げたいところ。なにかおすすめの本があったら教えてください。

移住

早ければ春には移住。と言っていたのにいつのまにか春になった。おそらく時間操作系の能力者による攻撃と思われる。

でも車の免許も取り、物件探しや転職も進めているのでなんだかんだそんなに残り時間は多くない。 移住してからこそ積極的に都内へきて友人たちと遊ぼうとは思っているが、今のうちにもっといろいろなことをしておこうと思う。

来月

いつも通りだが土日はすでに半分以上予定が埋まっている。やらなきゃいけないことも盛りだくさんなのでタイムマネジメントを意識したい。

そして平成最後、次元号「令和」までのラスト1ヵ月。特段何かやる予定でもないけれども、節目であるのは間違いないので少し意識して過ごそうと思う。

Nuxt 2.5.xでTypeScript対応するときの手順まとめ

はじめに

Nuxtの2.5.xだとnuxt-tsを使う必要がなくなってとても簡単になったので手順まとめ。

手順

新規プロジェクトの作成

create-nuxt-appで新規プロジェクトを作成。

今回はESLintの設定までやるのでLinter / FormatterPrettierを追加しておく。なおパッケージマネージャーはお好みで(今回はyarn)。

$ npx create-nuxt-app nuxt-ts-sample
  ? Project name nuxt-ts-sample
  ? Project description My fantabulous Nuxt.js project
  ? Use a custom server framework none
  ? Choose features to install Linter / Formatter, Prettier
  ? Use a custom UI framework none
  ? Use a custom test framework none
  ? Choose rendering mode Single Page App
  ? Author name shuhei.yamashita
  ? Choose a package manager yarn

  To get started:

        cd nuxt-ts-sample
        yarn run dev

  To build & start for production:

        cd nuxt-ts-sample
        yarn run build
        yarn start

$ cd nuxt-ts-sample

これでプロジェクトの作成は完了。

パッケージを追加

前まではnuxtを除去してnuxt-tsを入れていたが、今は@nuxt/typescriptを追加すればOK。 あとついでに@typescript-eslint/eslint-pluginとデコレーターのnuxt-property-decoratorを追加する。

$ yarn add -D @nuxt/typescript nuxt-property-decorator @typescript-eslint/eslint-plugin

tsconfig.jsonを追加

tsconfig.jsonがあることでプロジェクトにTypeScriptが使われていると判断される。必要な設定は自動で追加されるので自分で設定内容を作っておく必要はない。設定値なしで作成して一度起動しておく。

$ echo "{}" > tsconfig.json
$ yarn run dev # 設定値追加が目的なので起動後は終了していい

自動で設定される設定値はここ参照。

nuxt.js/index.js at dev · nuxt/nuxt.js · GitHub

.eslintrc.jsの内容を修正

   parserOptions: {
-    parser: 'babel-eslint'
+    parser: '@typescript-eslint/parser'
   },
   extends: [
     '@nuxtjs',
     'plugin:nuxt/recommended'
   ],
   plugins: [
+    '@typescript-eslint',
     'prettier'
   ],
   // add your custom rules here
   rules: {
   }

Nuxtの設定ファイルをTypeScriptに変更

この状態で動くのだが、せっかくなのでnuxt.config.jsnuxt.config.tsにして余計なjsファイルを減らしておく。

mv nuxt.config.js nuxt.config.ts

そしてwebpackの型定義が必要になるのでパッケージを追加し、tsconfig.jsonにも追記を行う。

$ yarn add @types/webpack
   "types": [
     "@types/node",
+    "@types/webpack",
     "@nuxt/vue-app"
   ]

あとはnuxt.config.tsの内容を修正。まずはimportの指定を修正。

-import pkg from './package'
+import { Configuration } from 'webpack'
+import { Context } from '@nuxt/vue-app'
+import pkg from './package.json'

あとはWebpackの拡張設定であるextendを修正。

-    extend(config, ctx) {
+    extend(config: Configuration, ctx: Context) {
       // Run ESLint on save
-      if (ctx.isDev && ctx.isClient) {
+      if (config.module && ctx.isDev && ctx.isClient) {
         config.module.rules.push({
           enforce: 'pre',
           test: /\.(js|vue)$/,

ただこのままだとpackage.jsonのimportが怒られるのでtsconfig.jsonresolveJsonModuleを設定しておく。

     "esModuleInterop": true,
     "experimentalDecorators": true,
+    "resolveJsonModule": true,
     "allowJs": true,
     "sourceMap": true,
     "strict": true,

pages/index.vueをTypeScript指定にする

-<script>
+<script lang="ts">
+import { Component, Vue } from 'nuxt-property-decorator'
 import Logo from '~/components/Logo.vue'

-export default {
+@Component({
   components: {
     Logo
   }
-}
+})
+export default class extends Vue {}
 </script>

起動してみる

特に問題なく設定されているならこれでちゃんと起動するはず。

$ yarn run dev

読了: 現代語訳 魏志倭人伝

モチベーション

セールになってたのと、そういえば歴史系はもう何も記憶に残ってなくて、「魏志倭人伝」って名前自体は学生時代に聞いたことあるけど内容覚えてない・・・現代語訳ならサクッと読めるんじゃなかろうか?ってことで読んでみた。

こういう普段全然興味持たないものこそ読書でさらっとインプットするのが吉。

本の概要

現代語訳 魏志倭人伝 (新人物文庫)

現代語訳 魏志倭人伝 (新人物文庫)

三世紀の倭国の情勢と邪馬台国の女王卑弥呼の存在を記録した「魏志倭人伝」の原文に、書き下し文・現代語訳・註を完備した永久保存版。さらに、その他の「中国正史」である『漢書』『後漢書』『宋書』『隋書』『旧唐書』『新唐書』から倭国・日本の国情を描いた記述をすべて抜き出し、同じ構成で解説した。参考資料として、「高句麗広開土王碑文」「祢軍墓誌」「井真成墓誌」を併載し、古代日本を知るための中国関係資料を集成した待望の書。

目次

魏志倭人伝 is 何

日本が「倭国」と呼ばれていた古代、皆さんご存知の邪馬台国卑弥呼について言及される歴史書

ではあるのだが、魏志倭人伝自体は日本の歴史書ではなく、中国の歴史書である。こちらも皆さんご存知の「三国志」のうちの「魏書」の30巻である「烏丸鮮卑東夷伝」にある「倭人条」とよばれる記述が「魏志倭人伝」とよばれているのだ。

古代日本の歴史書は「日本書紀」があるが、大和王権設立前の歴史についての記述は少ない。その記されていない歴史が記されているのが「魏志倭人伝」というわけである。国内の資料がないので海外の資料で当時の状況を考察しましょう、と。

もちろん当時の環境で海外に正確な情報が伝わっているわけでもなく、どこまで信憑性があるのかもわからないが貴重な資料であるのは間違いないのだろう。

ただし、とても短い。

実は魏志倭人伝自体はものすごく短いのだ。どれくらい短いというと原文は2000字弱しかない。漢文だから情報量の違いはあれど400字詰原稿用紙5枚だ。めっちゃ短い。そのため魏志倭人伝だけでなく似たような記述がある中国正史のいろいろな史書の現代語訳も3章で紹介している形になっている。

卑弥呼

日本古代の超有名な女王。だいたいのイメージは「邪馬台国の女王」だが、実際は邪馬台国には別に王がおり、卑弥呼は各国の連合国家である「邪馬台国連合」の女王である(ちょっと調べてみたら邪馬台国の王も兼任してる説もあるとか)

イメージ的には邪馬台国は1都道府県で、卑弥呼は総理大臣的な扱いだろうか。

この卑弥呼、弟がいろいろと手助けをしていただとか、女王になってからはほとんど人前に出ず、一人の男が身の回りの世話をしていたとかなんとか。

そして巫女、というかシャーマン的な力があったとの記述があるので、もしもFGOで登場した場合はまず間違いなくキャスターでの現界だと思われる。前述の一人の男が身の回りの世話をしていたとか、卑弥呼 = 天照大神説があったとか、卑弥呼は実は個人名ではないのではとかの説もあるので設定厨にはたまらない。TYPE-MOONの菌糸類ならとても素晴らしい仕上がりの設定にしてくれるんじゃなかろうか。ドラクエ3の「実は八岐大蛇」ってのを軽く超えてくると信じてる。

ぜひ出してほしい。

この本をお勧めする人

感想

割と知らないことをしれたし面白かった。次は「古事記」や「日本書紀」の現代語訳とか読んでみるのもいいかもしれない。

学生時代にとりそこねた車の免許をついに取得した

f:id:b7472:20190318173151p:plain:w300

ついに車の免許を取得した。

大学時代は「お金も無いしバイクあるしいつかでいいや」と言い、都内に引っ越してからは「都内の賃貸で車持つとか狂気」と言っていた自分ですが、この度普通自動車免許を取得したことをここにご報告させていただきます。

なんで免許とったの?

いや、実際問題都内にいる分には特段不便もなく、というか維持費が辛すぎるし都内の移動なら電車で事足りるので必要性は本当に無かったのだけれども、去年結婚する際に奥様と「田舎でゆったりしようぜ」と意見が見事に合致。 急遽自家用車必須社会の田舎への移住が現実化し、免許の非所持がボトルネックとなってしまったので教習所への入校が決定したわけである。

なお奥様は免許保持者で、昔はMT車で学校に通っていたらしい。現在はペーパー。

取得までの期間はどのくらい?

2018年9月末くらいに入校、2019年3月頭に免許交付となったのでなんだかんだで5,6ヵ月。

通ったペースとしては週2-4時限(平日1,2日、休日1,2日)が目標だったけれども、予約の都合とかで週2回くらいがアベレージだったと思う。 プラン的に4時限までは予約ができるタイプだったので、常に4時限分の予約を埋めるようにしていた感じ。 もっとキャンセル待ち行きまくれば余裕で短縮できたんだけれども、そこまで時間を割くのがしんどかったのでほどほどペースでやっていた。

なお、自分は二輪の免許を持っているので「道路交通法などの知識に関してはすでに取得している」と扱われて学科が免除されていた。学科があるとかなり変わってくるので参考にする人は注意してほしい。

都内の教習は大変?

結構大変。

通っていたのが目黒の教習所だったんだけれども、路上教習でると路駐は多いし命知らずの自転車がたくさんいるし親子が車の間から飛び出してくるしでとってもデンジャラス。 渋滞とか路駐のせいで教習に影響が出ることもたまにあって、

教官「それじゃあ停められるところで路肩に停め・・・」
なぱ「・・・路駐で埋まってるッスね」
教官「じゃああの信号越えた先・・・」
なぱ「・・・も埋まってるッスね・・・しかも渋滞」
教官「・・・」

といった事も割とあったり。 ただ逆を言うと田舎でゆったり走るよりはるかに鍛えられるのかなと。ペーパーの人は都内でペーパー教習受けるとよいのでは感ある。

都内の教習だと高速教習はやっぱり首都高?

残念ながらシミュレーターのみです。首都高は走りません。
というかそもそも「首都高速道路」は「自動車専用道路」であって「高速自動車国道」ではありません。

www.excite.co.jp

恥ずかしながら自分も勘違いしていて、あくまで「制限速度が低い高速道路」だと思っていたんだけどそもそも高速道路ではないらしい。 教官の方も「あれは名前が悪すぎる」とぼやいていた。

おっさん周りから浮かなかった?

全然浮かない。むしろ溶け込んでいたと言ってもいい。

「車の免許は高校最後とか大学生くらいに取る物 → 若い人ばっかり」

ってイメージは確かにあったんだけど、意外にそうでもなかった。同じくらいの年齢の人が結構多かったし、40-50代もちょこちょこ見かけた。 ある程度はペーパー教習の人なのかもしれないけど、30ちょい過ぎくらいだと浮く心配はしなくて大丈夫だった。

時期的に混み具合はどう?

9月から3月まで通っていたけれども、やはり1月下旬からは激混み。

受験を終わらせた高校生たちがこぞってやってくるので、通常予約もキャンセル待ちも非常に大変になってくる。昼に行って一日いれば乗れるだろって高をくくっていたら一度も乗れなかったりとか。

それと9月くらいでも結構生徒は多くてそれなりに混んでいた。推薦とかで早めに決まった学生が来ていたり、なんだかんだで人は来るらしい。

指導教官の人って怖いの?

昔の鬼教官的な人どころか厳しい口調の人に遭遇しなかった。

大学時代にバイクの免許取った時は割と態度がアレな人がいたんだけれども、今のご時世そういった人は淘汰されているっぽい。

免許取った後ちゃんと乗ってる?

すでに友人集めて遠出を2回ほどした。

場所は横浜と御殿場。普段は電車か乗せてもらう側なので、こういった遠出で自分が運転するのはとても新鮮だった。 そして運転すると車の善し悪しがいやでもわかる。高級車いいわ。乗り心地も機能も素晴らしい。何買うか悩む。

plus.timescar.jp

それとタイムズのカーシェアに登録してみた。都内居るうちは時間を見つけてこまめに乗ろうと思っている。

最後に

社会人になってから免許を取るのはやっぱり大変。学生の時と比べてお金の問題は解決できても可処分時間が少なくてどうしても大変になる。 可能であればやっぱり学生のうちにとっておくのがベター。

ちょくちょくレンタカーとかでいろいろな所に行ってみようと思うので、暇な人は一緒に遊びましょ。

いい加減手動記録がつらいのでスマート体重計を導入した

吾輩はデブである。着れる服は(あまり)ない。

あったことがある人は知っているし、あったことない人も大体わかっていると思うけれども、自分はなんとデブなのである。

そんなおデブさんな自分も30歳オーバー。年齢的にそろそろ体絞らないといかん気がするのでダイエットをしているのだが、何事も記録をとり数字で語らなければならないのが世の常。ちょこちょこ体重をアプリに記録してはいるのだが、いい加減スマホ取り出してアプリ起動して・・・というフローが面倒くさすぎるので、前々から狙っていたスマート体重計(体組成計)を購入した。

買ったもの

買ったのはこれ。

スマート体重計で調べるとすぐ出てくるので、見たことがある人も結構多いのではないだろうか。

購入の決め手

突出して優れた機能があるわけでもないのだが、とにかくちょうどよく求める機能を網羅している上でお値段がお手頃だった、ということに尽きる。求めていた機能はおおまかに下記の3つ。

  1. WiFi経由での記録機能
  2. 体組成計として体脂肪率や筋肉量が計測可能
  3. iOSのヘルスケア対応

特に「WiFi経由での記録機能」がマスト。

Bluetoothで独自アプリに記録できる安めの体重計は結構あるのだが、そこで妥協してしまうとどっちみち毎回毎回スマホを取り出してアプリ起動して・・・という現状と同じフローをこなさなければいけないので、これができなければそもそも買う理由がない。

計測する場合は乗るだけ。いかなる結果であろうとも無慈悲に即記録。これがいい。

使ってみての感想

すこぶるいい感じ。やはり自動記録はありがたい。 アプリのほうもデザインは悪くないし、視認性もとてもよくて満足している。体脂肪率が結構ブレブレな気はするが、こんなもんなのかと気楽に考えておくのがよさそう。大まかなレンジがわかればそれでいい。

今のところ不満点はなく、思っていたよりサイズが大きいせいで先代の体重計をしまっていたところに収まりきらないのが気になっている程度。

今後の自分リリースノートではダイエットの実績についても言及していこうと思う。